シノです。
実は先日大学時代の友人からの紹介で、急遽「集英社」の出版社の人と会う機会が出来たので約7年ぶりに漫画関係の打ち合わせに行ってきました。
集英社から声がかかった経緯とタイミングの凄さ
大学時代からの友人から突然「集英社で働いてる知人が新しい漫画アプリを立ちあげていてプロ経験のある漫画家を探してるんだけど、興味ある?」とラインでメッセージをくれた時、メチャびっくりしました。
集英社から声がかかった事に驚いたのではなくて、「あまりのタイミングの良さ」にビックリしました。
私は漫画の世界を去って約7年経ちますが、今は「ネットビジネスを通じてのお客さんのサポートや仲間との交流が生き甲斐」なので漫画を再び仕事にしたいとは全く思っていません。
イギリス生活をしていた時に海外の出版社とフリーランスとして仕事した事もありましたが(当時はブログもやってなかったし仕事も見つからなくてお金稼ぐ方法が漫画以外になかったので)正直昔の様な情熱は全然なくて、かなりモチベーション低いままどうにか仕上げたという感じでした。
日本に帰ってきてからはずっとネットビジネスのみに一点集中でしたし、唯一絵を描くスキルを活用してたのは「お客さんのアバター描き」と時々自分のブログバナーやレポートを描く時のみ。
「漫画を描く気持ちを失った」というよりは「自分がブログで独立する事に必死過ぎて他の事に時間を使う必要性を感じなかった」のが大きな理由だったのかもしれません。
必死にブログに一点集中して頑張ってきた甲斐あり、2017年は成果出ててもまだ週3日でバイトしたりしてましたが(石橋叩きすぎてぶっ壊す位に慎重な人間なので)2018年はネットビジネスからの収益のみで生活出来る様になりました。
短時間バイトも一切していません。ブログ以外の労働時間ゼロです。
本当に3年前に描いていた「ブログのみで収入を得て全ての時間を自分の自由に使う」日々を実現出来ました。
恐らく2018年のこの1年間が私に精神的な余裕をもたらしてくれた事、新たなパートナーに出会えてプライベートでも落ち着いて過ごせる様になって気持ちも安定して落ち着いて、年が明けてから何度か
「久々に漫画描いてどこかの出版社に送ってみようかなあ・・・」と思う様になりました。
かといって賞に入ったらまた漫画の世界に戻りたいというわけではなくて「せっかく漫画描くなら出版社の賞に応募する気持ちで描いた方が張り合いがある」という理由からです。
それでもし受賞出来て賞金が入ったら竹川さんとペンギンコンサルメンバーを豪華お食事に招待しちゃおう!なんて妄想付きで。
私にとって「また漫画描いてみようかな」と思うなんて実に7年振りで、こんな気持ちがまた再び来た事に驚いているのですが、そこに突然友人から集英社の編集者の紹介。
おー引き寄せてるなー自分!と思いつつ・・・正直言うとそこまで集英社の人の紹介でテンションあがったわけではありません。
私が漫画にしてみようと思ってるのは遥か昔の少年サンデー時代に書いた1つのネーム(原作)で「話は面白いけどこれ青年誌向けだよね」と企画没になった作品なので、個人的に勝手に仕上げて勝手に青年誌の漫画賞に送りたいという気持ちなので、また編集者と打ち合わせしてアレコレ言われるのは面倒くさいなーという気持ちのが多かったです。
でもせっかくの「集英社!」からのお声がけだし、話はしてみたいなと思ったので今回超久々に神保町に行って7年振りの「編集者との打ち合わせ」をしてきました。
仕事を引き受けるかの私の3つの判断基準
そもそも今回の話の詳細、友人からは全く聞かされてなくて「とりあえずシノと編集者の人を俺がラインでつなげるから後は2人で話してくれる?」というものでした。
ラインで繋がってからも担当者の人からも「とりあえず一度お越し頂いて話しましょう」という事だったので、とりあえず行ってお話して見る事にしましたが
私が詳細を聞いた上でお仕事を引き受けるかどうかは
1、今のビジネス(お客さんのサポートや自分の作業)に差支えない時間で出来るか
2、自分が興味もてるか、やりたい!とワクワクする事か
3、それをこなす事によって私にとって将来的に財産・資産としての価値があるか
の3つのポイントです。
私の今の最優先事項は「お客さんのサポートやコンサルをして独立果たしてもらう事」なので、これに差支える様な仕事量なら絶対に引き受けるべきではないし
「自分がやってて楽しくない事」は一切やらないと決めてるので、これも超重要。
さらに「将来的に自分の資産価値になるもの」なのか、単なるトレンド的なものになるのか、という部分も大事です。
1は自分の時間管理やスケジュールによりますし、3もまあ資産価値にはなるだとうとは思ってますが、肝心なのは「2」。
漫画家時代の私なら詳細も聞かずに2つ返事で飛び付いていたと思います。
でも今の私はすでにブログで自身の漫画付きの電子書籍を販売してるスキルと実績がある事、自分の人生の最大のミッションが漫画ではない所にあるので、相手が編集者でも天下の集英社様であろうと全く緊張もせずに至ってフツーの状態で伺う事が出来ました。
7年振りの神保町駅内は激変していた
漫画の世界を去ってからも神保町駅自体はよく行きます。
ただ、小学館や集英社とは全然違う出口なので、今回行った神保町駅の「A8出口」(小学館に直結)は実に7年振り。
出口周辺がめっちゃ綺麗になってたどころか・・・・
おーーー!!!なんじゃこりゃああああ!
「少年サンデー」なオブジェが階段の途中に!!!
「名探偵コナン」の青山先生、「からくりサーカス」の藤田先生など歴代のサンデー作家さんのサインがびっしり↓
もちろん私の尊敬する7大漫画家の一人高橋留美子先生のサインも↓
サンデー作家さん達が大集合した写真↓
●一番左下:高橋留美子先生
●留美子先生の後ろ:藤子A不二雄先生
●留美子先生の隣:あだち充先生(多分)
あれ・・・「からくりサーカス」「うしおととら」の藤田先生が見当たらない・・・スキンヘッド+メガネの方なのですが長いヒゲ生やした人は違う気が。。。
地上に出る階段部分で大興奮して写真激写してる女見ながら、沢山のサラリーマン達が通過していきました。
特に高橋留美子先生の写真見つけた時は興奮しすぎて涙出たので(サインよりも写真で泣くという。。。)、何一人で壁見て泣いてんだアイツって沢山の人が思ったと思います。
7年振りの小学館にはドラエもんが居た!
小学館はビル自体が新しくなった?のか7年前来た時とビルのロゴから入り口付近まで全て様変わりしていました。
そして入り口には・・・ドラえもーーーん!!!(泣)
私の人生辛かった時に何度も救ってくれたドラエもん(旧バージョン)、海外でホームシックになった時にDVD擦り切れる位に観ていたドラえもん(旧バージョン)、今でも作業中に時々大長編DVD流すドラエもん(しつこいけど旧バージョン)。。。
神保町の駅構内で留美子先生の写真見て半泣きして、小学館入り口入ってドララにあってまた半泣きして、これだけでもう今日は大興奮&大満足でしたが、肝心の打ち合わせはお隣の集英社だからね。
持ち込みの時に必ず行っていたドトールも健在
小学館ビル→集英社ビル→交番を抜けていくとドトールがあります。
このドトール、私が漫画持ち込み行っていた頃からデビューしてからもずーーーっとお世話になってきたドトールです。
持ち込み時代なんて10回中10回ボツで終わる事も沢山ありましたし、賞とってからも次のネーム持って行くと10回中8-9回は編集者あまりよくない反応。
だから毎回担当編集者との打ち合わせに行く前に必ずこのドトールに寄って、精神統一をしていました。
精神統一といっても瞑想とか大それたものじゃなくて、「大丈夫。今回ダメ出し来てもまた次頑張ればいいから私!」とキチンハートを自ら励ます時間。
約束の2-3時間前にはいつもこのドトールについていて、穴が開く位に原稿(賞をとってからはネーム)を読み返して
打ち合わせ終わった後も、良いコメントが来た時は少しテンションあがりながらまたドトールで編集者との打ち合わせでメモッたノートを読み返し&まとめ
ダメ出しばかりだった時もテンション落ちた自分を励ましながら編集者との打ち合わせでメモッたノートを読み返し&まとめ
要するに毎回このドトールには必ず打ち合わせ前後に寄っていました。
当時は私ヘビースモーカーだったので、B1Fの超煙い喫煙席でたばこ吸いまくりながらネーム見てたから、小学館入る度に私たばこ臭くて受付のお姉さん嫌だっただろうなあ。。。
担当編集者もメッチャタバコ吸ってたからお互いにたばこ臭い状態で打ち合わせしてました。
当時は毎回の持ち込みに人生かけてたし、編集者の一言一句に心揺さぶられまくったし、沢山キツイ事も言われたけど泥臭くコツコツ何年も頑張ってきたからプロに辿りつけたんだよな。。。なんて事を思い出してまた心が熱くなりました。
ネットビジネスも漫画家になるのも結局は泥臭い「行動」と「継続」無しでは辿りつけないって事ですね。
集英社での打ち合わせへ
一通り涙と鼻水垂らした後はいよいよ本題の集英社の編集者との打ち合わせへ。
少年ジャンプ時代に持ち込みいっていたビルと今回のビルが同じ場所か記憶が定かではなかったのですが(集英社ビルは当時いくつかあったので)、とりあえず小学館の隣の集英社ビルへ。
入った事ある様な無い様な・・・「ジャンプSQ」の持ち込みに一度行った事があってその時がここだったのかな。。。何となく見覚えあるんだけど違う気がします。
少年ジャンプ持ち込み時代は壮絶すぎて記憶が殆どないんです。
とりあえず集英社ビルに入って受付済ませたら・・・おおーーー!!
「デスノート」の小畑健先生が展示会をやるというチラシを発見!
小畑健展について(少年ジャンプ公式サイト)↓
「小畑健展の詳細はコチラ」
これは行かねば!富樫先生はやらないのかしら、とかまたソワソワしてたら担当の女性編集者の方が到着して打ち合わせへ。
打ち合わせの詳細はここでは書けませんが、内容を簡単にお伝えすると「新たな漫画アプリに掲載する漫画を描いてほしい」という事。
最初話を聞いた瞬間、「いやー今漫画を描くのは絶対的に時間なくて無理。ネットビジネスに差支え出る」と思ってお断りしようかと思ったのですが
女性編集者の方の話を聞いていくと私の今やっているネットビジネスと連動させられそうな予感がしたのと、その女性編集者が非常に頭が良く世の中の動向を分かってる方で「出版者も作家さんもネットで「個」を売りだせないと今後は生き残れない」という発言をしたのが私の興味心をそそり、結果3時間近くお話してました。
私がネットビジネスで独立してる話もしたのですが、彼女も漫画とか出版という狭い世界に捉われずに色々と考えて行動してる人で、お互いに非常に有意義な出会いとなりました。
どんな事をやるか詳細は今は書けませんが、竹川さんのアドバイスも仰ぎながらこのご縁をきっかけに私のミッションも新たな世界にいけそうな予感がしたので、またいずれ何かの形で報告出来たらと思います。
そして今回の出会いとは別に、やはり私の中では「眠っていたあるネームを完成させて青年誌に応募してみようかな」という想いがあるので、こちらも少しずつまた描いてみようかなと思っています。
ブログの泥臭いコツコツ頑張ってきたおかげでこうして自分で自由に時間作れる様になって、また再び7年ぶりに漫画描いてみようと思える余裕が生まれたので、過去に頑張ってきた自分に感謝してます。
そして高橋留美子先生の漫画がまた読みたくなったのでブックオフに行こうと思います。
今回の出来事から改めて感じた事
友達つがなりとはいえ今回私に集英社からお声がかかったのは、私に「受賞歴やプロマンガ家として漫画掲載歴があった」からです。
アマチュアで何も実績なかったら私の友人は集英社の人に私を紹介してなかったと思いますし、集英社の人も私に興味を持たなかったと思います。
※ちなみに打ち合わせ前に1作品過去の受賞作を私のスキルの参考として担当者の方にお送りしてます。
私がプロマンガ家になれたのは「5年間の泥臭いコツコツ」があったからで、これがなかったらプロにはなれてませんし、今回のお話も来ていません。
アシスタント時代、私より絵が上手い先輩は山ほど居ました。
でも編集者から批判される事にプライドが耐えきれなかったり、素直にアドバイス聞けなくて編集者から見放されたり、何も形を残さずに去っていった人達も沢山みてきました。
年下の作家さんに指示されるのに耐えられなくて作家さんと喧嘩してクビになったアシスタントさんも見てきました。
そんな中でも泥臭くプライドを一旦横に置いて、素直にお客さんの為(読者さんの為)に編集者(サポートしてくれる人)のアドバイスを素直に聞いて「継続」してきた人だけがプロになっています。
ネットビジネスも漫画の世界も同じです。
面倒臭い、楽したい、言い訳したい、批判されたくないのは皆同じ。
それでも「自分が辿り着きたい場所」に行く為に素直にコツコツ続けられるか、出来ないか。それだけの違いです。
小さな積み重ねがアナタの「資産」を創り上げていき、そしてその「資産」は1年後、2年後、3年後に必ず花開いてアナタの人生を変えてくれます。
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